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第30期24名人戦その4-2週目金曜日

1週目を終えて7-5で3位。指し分けで行けば順位維持できるかなと臨んだ2週目金曜日。

◆予選13R-先手:へなちょこ急戦対ゴキゲン中飛車

対ゴキ中に「へなちょこ急戦」図で▲5三歩は考えたが次の手がわからなかったため、▲4四角から激しく攻め立てたものの無理攻めだった。▲5三歩-▲3五歩と仕掛けるのが良いようだ。間に▲7七角を入れるかどうかも微妙なところではある。別変化で▲3五歩があったけど手持ちに歩がない状態でできるか読み切れなかったのが敗因だ。

◆14R:先手-対角換わり四間飛車

80手目近くまで互角の形勢。途中踏み込んだ攻めを逃していたようだ。読んではいたものの図の銀取りにかまわず▲4一飛の攻め合いはやりにくかった。中途半端に受ける手を続けてしまい形勢を悪くして負けとなった。

将棋ウォーズ感想戦 その17

将棋ウォーズ3切れ
2020年12月26日:結果は●千○○
2020年12月27日:結果は○●●

26日1局目。屋敷先生の本ですが△5四歩では△6四歩である。ここでの最善手はソフトでは▲3五銀でしたが、私は▲8六銀から角の退路確保。9筋の端の付き合いがあれば逆棒銀をみているが、銀が空振りぎみ。結果は負け。

26日2局目は千日手でこれは第3局目。令和なのに平成初期の将棋。玉の硬さで攻め切って勝ち。

▲7七金型で角交換早繰り銀。十字飛車が決まったところ。こういう薄い将棋好きだけど3分で指すには向かないなと思う。30分切れ30秒くらいたくさん指したいな。

27日の2局目。△2三歩戦法に対して▲2二歩。対局時は緩手かと思ったけど、研究してみると意外に厳しい。研究を進めるほどに△2三歩戦法も潮時かなと思ってしまう。

結果は負け

27日の3局目。相掛かりの中盤。飛車を浮いて角銀取りをくらう。ここで△4七角成としたが△9八角成だった。銀を取られても△7三香の反撃があった。本譜の順でも悪くなかったが、時間に追われて負け。

将棋ウォーズ感想戦 その16

2020年12月25日
将棋ウォーズは3分切れ負け×3局
結果は〇千〇●でした。

待機策されると最後に時間切れ負けになってしまう。年内いっぱいで3分切れ負けを封印しようかと思う。

対角交換四間飛車に居飛車急戦。いつもの端攻め。図の角打ちに対して第一感は▲3八歩かなと思ったが、棋神を使ってみたら▲5八金!△3九飛成▲2二角成。対局中は感心した手順だったけど、局後CPU検討したら第一感の方の評価が良かった。

結果は勝ち

待機策される-その1
持ち時間があれば多少無理しても打開できそうな局面だったが、わからん!打開すれば切れ負けしそうだったため渋々千日手。相手の方が打開してくれれば楽だったんだけど、辛抱強い方だった。

結果は千日手

角換わり△3三金型で不用意に△4四歩としたために右四間飛車が受け辛い展開に・・・。しかし相手も攻めあぐねて勝ち。

待機策される-その2

序盤早々優勢を意識して攻めようとしたのだが時間が無さすぎ。図で△4九馬ができたのに見逃してしまう。3分切れ負けは将棋が荒くなってしまうかもしれない。最後は勝勢のまま時間切れ負け。

180721-アマ名人戦A級自戦記-その5

最終5局目は年配の方と対局。A級4回戦終了時点で全勝者は3名なため、ここまで3勝1敗のため3位以上になる可能性なし。幸いにも最後は4連勝者と対戦。自分が負けると5連勝者2名で決定戦となるが、そう素直に負けるわけには行かないwww

※この大会は初戦5点、2戦目4点と勝ち点を計算する形式のためである。

えんじゅの先手で相手の角換わり四間飛車。何度も経験した第39手図▲1五歩と仕掛ける。狙いは飛車先突破し竜を作ること。狙いどうり第49手図で竜を作ることに成功するも3歩損して竜作る価値が有ったのかどうか。

第53手図。馬を作る手だけど後手の6四歩を突かせているのが効果的。相手には端攻めも見えているだけに嫌味だろうと思う。実感としては、やや不利だと思う。

 

端攻めを見せたことで相手が動いてくれたため第69手図へと進む。玉頭への圧迫を見せているため相手が時間を使ってくれる。

 

第86手図、折角作った馬を生角と交換され逆棒銀されるが、ここで▲2三歩と生角を封じ込ると一歩しかないため後手は受ける手段が難しい▲2三歩に△2二歩とすると▲1五香で角香の田楽指しだ。数手進んで第97手となり以降、王手で6四角が入り7四桂が実現して勝ちとなった。これにより相手の優勝がなくなり「○○○○●」同士の2位決定戦が行われました。2位決定戦は、4戦目と5戦目の対戦相手同士の戦いと成り、結果は5戦目の相手が勝った。

優勝することは出来なかったが5局指せて楽しかった♪

角交換四間飛車破り@その4

実戦より、対角交換四間の実戦より、左上図の局面は珍しい。通常だと振り飛車の左銀が4四にあるので先に仕掛けられるのだが、囲いを優先されたので先に仕掛けてみた。1歩手持ちにして3三の銀が動いたら右図から仕掛ける。1歩を使って下図の▲1二歩が痛打。△同飛でも、△同香▲1一角でも飛車をどかして▲2四歩で先手優勢。

151205-3

角交換四間飛車破り その1その2その3

角交換四間飛車破り@その3

角交換四間飛車破り@その2で紹介した研究手順が実戦で現れたので棋譜を紹介。

将棋ウォーズ棋譜リンク

スマホでも棋譜再現できるツールを探しているのだが、今のところ将棋ウォーズの棋譜のように再現できるものをみつけることができていない。Javaとか棋譜再生アプリとの連携ができるようになるといいんだけどなー。

角交換四間飛車破り@その2

対角交換四間飛車の変化で向かい飛車に振りなおされることがある。
左上図のように左銀を使って歩を交換し、居飛車の△4四角から振り飛車は▲6六角と合わせて、お互い歩と角を持ち合うことが多い。屋敷先生の本ではここから居飛車は左右の銀を繰り出して銀交換を強要するのだが、居飛車の薄さが怖すぎるし、振り飛車に5六歩を突かれたら不発に終わる。そこで思いついたのが右上図の端攻め!持ち駒に1歩あれば使える手順。お互い動きにくいため手渡しの端歩と思わせることもできる。手元のデータベースでも自分以外使っている人を見たことがないwww
右上図の△9八歩を▲同飛は△8六歩で飛車先突破成功!また▲同香も△9九角から飛車をどかして△8六歩から左下図で成功となる。ゆっくりした攻めだが、振り飛車からの反撃も皆無なため十分間に合っている。
右下図は先日の実戦で現れた局面。居飛車が5筋の歩を伸ばしすぎて争点を作ってしまったが、と金が大きく優位である。
「振り飛車は対持久戦のとき香車を上がらない方が良い」の格言を応用した手順の紹介でした。

角交換四間飛車破り

角交換四間飛車には屋敷九段の定跡書を参考に急戦で対抗している。
囲いが薄く感覚的に指しにくそうな手順もあるのだが、長年、対振り飛車は急戦を指し続けていたので自分の棋風にも合っていました。この定跡書入手以降はいい戦果を上げている。
左図の角打ちが定跡書に載っていない手。実戦は以下

▲2六飛 △2二飛 ▲7七銀 △2四歩
▲同歩  △同銀  ▲6六角 投了まで

右図の▲6六角が痛打で後手陣は受けがない。△2四歩が指しすぎの敗着。対局後、激指で検証したところ左図の△5四角が疑問手。さらに続く▲2六飛も疑問手らしい・・・。本筋は左図からは▲5八金と玉を安定させて角をいじめていくのが良いようだ。