「コラム」カテゴリーアーカイブ

娘と将棋-その90-240223小学生将棋名人戦交流将棋大会

2024年2月23日、第49回小学生将棋名人戦愛知県大会が開催された。娘たちは交流戦に参加。交流戦は高学年、低学年の2部制。ルールはスイス式トーナメント4回戦ということだったが、低学年は3回戦終了時3連勝者5名で決勝トーナメント、高学年は全勝者2名による決定戦、3勝1敗4名による3位決定戦という方式だった。入賞の決定方式はその場の決められたようで、長女は4回戦終了後に3位決定戦はしないと確認してから昼食していたのに決定戦の呼び出しがあって混乱した。高学年も低学年と同じルールなら長女は3連勝で、3連勝者は3名だったため3位以上確定だったのだが、惜しかった。

◆参加者は低学年40名、高学年18名。
長女:○○○●、3位決定戦●→4位
次女:○○○、決勝トーナメント●→3位

4位も賞品があり次女は中澤女流の色紙を頂きました。
下は次女の表彰式

娘と将棋-その89-240218中日小学生大会

2024年2月18日、小学生名人戦岐阜県大会と同時開催の中日小学生大会に参加した。小学生名人戦は岐阜県在住者しか出られないが、中日小学生大会は県外の参加もOKでした。愛知県では基本学年区分の無差別級だけど、本大会は中級者、初級者の部に分かれて開催された。

会場はJR岐阜駅すぐのハートフルスクエアー。岐阜駅前ということで黄金のノッブ(FGOでいうところの本物)像がある。

娘たちは初級者の部で参加、長女の将棋歴は10年近いのだが・・・。入賞できるかと思ったがレベルが高く?2人とも3-2の成績であった。参加人数41名で勝っても負けても5回戦、初級者の部も持ち時間20分切れ30秒と時間切れ負けでなかったのも良かった。愛知に比べ女の子の参加も少ない印象だった。

長女:○●○●○
次女:○●●○○

娘と将棋-その88-240127第6回熱田こども将棋大会

 2024年1月27日に熱田神宮、宝物館で第6回熱田こども将棋大会が開催された。過去2回の大会は1月上旬ということもあり、初詣、屋台で賑わっていたが、今回は1月下旬で屋台は無く娘たちのテンションはダダ下がり。
 2学年毎の3クラス制で長女は5,6年クラス、次女は3,4年クラスで参加でした。参加人数は昨年よりも少ない印象を受けた。

長女●〇●
次女●●

予選は2連勝、2連敗は即指導対局、2R終了時1勝1敗だと時間調整の3Rがあり指導対局、終わった後に指導対局となる。午後も自由対局の時間があるが、半分以上は午前中に撤収のようだ。

指導対局は4枚落ちで挑戦。最近駒落ちを指していないから全然だめだったようでした。

長女:中山指導棋士●
次女:中澤女流●

第30期24名人戦その6-2週目日曜日

1/12、13と手痛い4連敗、ここから流れを変えていきたいところだ。この日の結果は2-1と勝ち越すことができたものの第2週は2-5の大幅負け越しだった。

◆17R:先手-対筋違い角

筋違い角を指される。相手は飛車側に角を引く珍しい変化としたが、さくら総研に得意戦法としている人がいるから経験値はある程度ある。優位を拡大したが、図の△6五桂に▲6五同銀△同角とされて困ってしまった。形勢は急転直下、勝負手を指して1手を稼いで詰めろをかけることができ連敗は4で止まった。

◆18R:先手-角換わり▲7七金型棒銀

角換わり▲7七金型棒銀で▲1五銀に△4二角と受けられ、手持ちの角を活かそうと第二の駒組で下左図へ、ポイントを稼いだと思ったが互角の形勢だった。左下図で▲3五歩としたのは緩手で▲5六歩とした方が良かった。右下図の角打ちで攻勢に出られると読んでいたのだが玉頭戦となったときに戦力が足らず負け。

◆19R:後手-角換わり▲7七金型早繰り銀

いつもの棒銀ではなく早繰り銀。右桂と金を交換することができ一気に殺到。右図で△5八金と退路を封鎖して寄せ切った。1分くらいのAL検討だと△5八金の評価が低かったのは意外だった。

第30期24名人戦その5-2週目土曜日

1日前は2連敗して盛り返したいところだったが、この日も2連敗して合わせて4連敗となってしまった。

◆15R:後手-△3三金型早繰り銀vs腰掛銀

図の局面で△5二金で悪くないと読んでいたが、▲7三歩成△同桂▲7四歩△7五歩からの攻め合いで、と金をが残ることを嫌って△7二金としたのが悪かった。▲5一角から馬を作られても何とかなると思ったのが間違えだった・・・。以降は指すだけ悪くなる展開でした。

◆16R:先手-角換わり77金型棒銀

 上図では▲2七飛しかないと認識していたけど、▲2六飛の方がいいのね。△4四銀▲3八金で角を荷物にするの良いようだ。
 終盤、長い即詰みがありそうだったけど10手超えそうということで受けきりでも勝ちと読んでいた。下図で▲7四玉で受けきりで勝ちと読んでいたら、△8四金から3手詰み・・・。下図では▲同成銀で簡単だった。

第30期24名人戦その4-2週目金曜日

1週目を終えて7-5で3位。指し分けで行けば順位維持できるかなと臨んだ2週目金曜日。

◆予選13R-先手:へなちょこ急戦対ゴキゲン中飛車

対ゴキ中に「へなちょこ急戦」図で▲5三歩は考えたが次の手がわからなかったため、▲4四角から激しく攻め立てたものの無理攻めだった。▲5三歩-▲3五歩と仕掛けるのが良いようだ。間に▲7七角を入れるかどうかも微妙なところではある。別変化で▲3五歩があったけど手持ちに歩がない状態でできるか読み切れなかったのが敗因だ。

◆14R:先手-対角換わり四間飛車

80手目近くまで互角の形勢。途中踏み込んだ攻めを逃していたようだ。読んではいたものの図の銀取りにかまわず▲4一飛の攻め合いはやりにくかった。中途半端に受ける手を続けてしまい形勢を悪くして負けとなった。

240108-桑名R自戦記

2024年初大会は桑名レーティングA級に参加した。私の持ち点は1906点、A級だといつも使っている戦法が通じない可能性が高いけど、いつも通りの将棋を心がけて指した。結果は●●○○の2-2でした。
大会前後に長島SAで足湯に浸かってリラックスして良い日だった。

◆1R:先手-角換わり▲7七金型棒銀
フォロワーさんとの対局。たぶん初対戦?

▲7七金型棒銀は評価値的に-200~-300くらいの戦法でA級で通用するか試してみた。ハイリスク、ハイリターンな手順を選び形勢は次第に悪くなる一方、最後は入玉して1一まで逃げて負け。

◆2R:後手-角換わり△3三金型棒銀
研修会B2の子と対戦。引き続き角換わり棒銀を採用した。先手後手違っていても、先手が取れるのが▲7七金型、△3三金型の良いところ。

2R-1図で美馬棒銀が決まったと思ったが、大友流の△4四銀ではなく△2二銀となった。2R-2図の▲5五角で技ありと認識していたがそうでもなかった。
苦しい展開が続いていたが2R-3図でチャンス到来。▲6六銀でいいと読んでいたのに▲4八金と指してしまう。以下△5七桂成▲同金△5九角・・・。苦しくして再度チャンス到来して2R-4図。ここで▲3五角を読んでいたのだが▲7八金打と受けだけの手を指して最後のチャンスを逃して負け。

◆3R:先手-へなちょこ急戦対ゴキゲン中飛車
2連敗で迎えた3R、2023年は3連敗なかったことから、何が何でも勝ちたい。戦型は後手のゴキゲン中飛車に、へなちょこ急戦を採用した。

3R-1図の▲7八玉に変えて▲4五歩と仕掛ける変化もあるが一度見送る。3R-2図では、対四間の変化同様▲2五歩としたが、桂頭が怖いが▲3五歩が優ったようだ。一方的に攻め立て短手数で勝ち。勝ちやすくてゴキ中って絶滅してしまうのではないかと考えてしまう。

◆4R:先手-相横歩取り
研修会D1の子と対局、通算3局目。無理気味な攻めの印象だったが、予想通りの展開となった。相横歩取り飛車角総交換の変化は数年避けていたが、今年は踏み込むこととした。事前に研究していたこともあって一致率が半端ない。

定跡どおりに進んで4R-1図の△6四角が予想外の手だった。帰宅後に羽生の頭脳読み返したら▲6三馬でいいらしい。本譜は次善手の▲7二銀とした。4R-2図まで進むと後手の攻めは切れている。△4八銀から暴れてきたが丁寧に受けて勝ち。相手の子はショックだったのか凄くふてくされていた。

第30期24名人戦その3-1週目日曜日

24名人戦、40人三段リーグ3日目の将棋

◆10R:先手-▲7七金型角換わり棒銀

たまに指される△4四銀が厄介。▲1八歩を省略して攻められればいいのだが、最善を指されると厳しいようだ。結果は負け。

◆11R:後手-▲3三金型角換わり棒銀
数年この戦法指してるけど、△4六角は初めての変化。銀を上がった瞬間に△7五歩?しかし△7六歩の瞬間に▲7二金と受け途中から一方的な展開となって勝ち。

◆12R:後手-銀矢倉に雁木
角換わりを避けられると雁木系の将棋となる。銀矢倉で対抗してみた。一手損角換わりでよくみられる早繰り銀の手筋が来たものの角交換していないため威力半減、がっちり駒組で有利を拡大して押し切って勝ち。

24名人戦第1週は7-5の勝ち越しでいいスタートダッシュができた。

第30期24名人戦その2-1週目土曜日

◆4R:対四間穴熊に5筋位取り
25年前くらいに良く指していた戦法。手数は長かったが、金銀4枚+馬2枚の穴熊退治となった。駒組手順間違えると玉頭に殺到される危険があるけど、そこさえ凌げば勝ちやすい。2日目初戦は勝ち。

◆7R:後手-石田流にきmきm金
○●〇で迎えた2日目4局目。対石田流にきmきm金を採用。図の▲6四歩が気になっていたが、放置し過ぎた。早めに△6二金を上がればよかった。△同歩に続く▲7四歩を△同歩と取ってしまって取り返しがつかなくなり負け。

◆8R:後手-へなちょこ急戦対三間飛車
図の変化となると1筋の端歩を突くことが重要とわかる

激しく攻めて角銀交換の駒損だけど勝負手で飛車打ち。▲8九銀なら怪しいと読んでいたけど飛車の活用をみた▲6九飛だったため△5七銀から攻めて勝ち切り。

9Rは負けて2日目は3勝3敗となった。

娘と将棋-その87-2023年まとめ

2023年娘たちの将棋について、2024年は初段を目指したいな。

◆大会成績
22大会に出場(東海団体リーグ除く)
・長女35-51(2022年:9-37)
・次女38-50(2022年:17-26)

◆日々の練習
◎実戦!詰めチャレ(2023年12月31日)
1日10問解く前に履歴から間違えた問題を解くようにしている。たまに次女は発狂しながら100問以上解いていることもあり次女の方が先行している・

長女:1級-1617(最高1708)
次女:初段-1724(最高1790)
えんじゅ:五段-2129(最高2189)

◎詰めチャレラン
1日2回挑戦できる詰めチャレラン。2回の内、いい成績のみをまとめて月単位で平均値をグラフ化。また月単位の最小、最大を表にまとめた。2023年12月に長女に並ばれる。次女も順調に成長しており1年遅れで父を抜きそうな状況である。

◎将棋の基礎(将棋クエスト)
1分タイムトライヤルで1手詰、3手詰を解く。1手詰めだと長女45問前後、次女は私と同じくらいのスピードで30-35問くらい。

◆将棋ウォーズ
10分切れ負けのみ実施、長女は乗り気ではなかったが、最近よく指している。1日1局以上を目標にしているが、1局の定義を持ち時間7分以上で1局、5分以上7分未満の消費で0.5局としていたが、2023年12月は毎日時間をしっかり使って3局指すようになった。
長女:4級-達成率34.8%
次女:4級-達成率54.8%
えんじゅ:四段-達成率16.5%