受付抽選すると70番。そんなに参加者居るのかな?席に着くと名大OBの強豪。少し前PC整理した際、2001年に対局した棋譜があったなと思い出す(中日本名棋会B級3R2連勝同士の対局で勝ち)。多分20年ぶりの対局かーと思っていたら、抽選番号64以降は再割り振りとなって19番に変更となり席に着いたら大府のK兄くんでした。隣の方は大曽根商店街通り将棋大会のスタッフの方で話しかけられた。予選は4人一組2勝通過。持ち時間20分切れ30秒でした。
◆予選1R
大府将棋クラブでよく対戦するK兄くんとの対局。アマレンレーティング(以下R)1865、私は1888。
先手えんじゅでゴキゲン中飛車にへなちょこ急戦。第1-1図で仕掛けられる思ったが、評価値+200くらいだったのが±0になる。互角なら仕掛けてもいいのかな?第1-2図の角打ちに対して▲4八飛としたのが良くなっかった。ここは44歩と攻め合うのが良かった。角を狙い続け▲2四飛の実現が濃厚となるようだ。
第1-3図、形勢は互角と思っていたが評価値は-1000オーバーなところもあった。5三桂打がいい手と思っていたが悪手だった。△4五金▲4一桂成△3三角(第1-変化図)で詰めろ龍取りでした。別変化で7九金、7七銀が入っている気になっていた。この変化の見逃し以降、丁寧に対応し勝ち。
◆予選2R
対局前情報はないものの強者感は感じられた。帰宅後調べるとアマレンR東海100傑50位台R2000点台中位の強豪でした。多分初対戦
対四間に、へなちょこ急戦しようとしたら△3二金からお互い動きにくい展開となる。第2-1図前の△6四歩を甘いとみて仕掛ける。しかし最善はさらなる手待ちだった。第2-2図と進み、実戦は▲5九飛としたが、▲4四歩の攻め合いだったようだ。評価値がガクンと落ちる。
第2-3図で▲3五歩と迷って▲5三歩としたが良くなかった。最善は▲3五歩でした。しかしここから△6六歩▲同角△5五歩▲同銀△6五銀に▲8四角が入り△同歩▲5二銀が痛打で勝勢となる。
第2-4図で金取りに対して▲5四銀がカッコいい手と思った指したのだが、第3候補の手だった。金を取ってきたら▲6三角の王手飛車がある。勝勢に変わりはなく勝って予選2連勝で通過となった。
◆本戦トーナメント1R
以前は東海ブロックは愛知、岐阜、三重、静岡の4県で代表3名であったが区分見直しとなって愛知、岐阜、三重の3県で代表2名と変更。相手の方は帰宅後調べたところ三重県アマ名人、竜王の代表の方でした。
四間飛車穴熊に5筋位取りで対抗。20年前の得意戦法を最近復活させて指している。本戦-1図では評価値-200点くらい。3一角と引き角パターンもあるが、今回は1三角から馬を作ることができた。△7九角成に▲4九飛で馬取りと次の4六歩が見えるが、本戦-2の△6六歩が狙いの一手。ここで相手は大長考で▲5四歩!▲1一角成と馬を作らせる、△3三桂と角成を受ける変化とあってどちらも指せると読んでいた。
読み筋通りに進んで本戦-3図。この角桂交換も読み筋通りではあったのだが、▲3七桂から穴熊の桂馬を使った攻めと本戦-4図の▲7五歩が読みに無かった好手だった。玉の広さ+受けきりで勝とうとしたが駄目だった。
感想戦では本戦-2図からは馬を作らせる銀香交換にする変化で困っていたようだ。
こうして3戦で私の大会は終わった。レーティングは恐らく1900点台になったと思う。
追記2023年10月10日:+18で1906点になりました。