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四間飛車vs居飛車棒銀-データを活かそう

 娘たちとの棋譜並べで教材にした将棋より。娘たちと1日2回暗記するまで並べ続けることを新年度より始めた。将棋倶楽部24の棋譜は2000年ころから収集続けているため、いろいろな戦法を探すことができる。初回は四間飛車に棒銀だ。自分も指さない戦法だからいろいろな発見があって勉強になる。気になったところを書いていこうと思う。
 PCは第三世代core-iと古いため最新ソフトと乖離はあるかもしれませんがアマ四段レベルの自分には十分な強さです。

平成14年4月26日 将棋倶楽部24
後手四間飛車は学生名人戦準優勝の後輩

●下図で▲35歩が第1候補なのに驚く。棋譜並べの際は「居飛車の棒銀が使いにくくなるから緩手」と言ったのだが・・・。△43銀に▲15銀が継続手のようだ。端歩を突いていないのは気になったのだが、端歩ありだと候補も変わるかな?

○下図、実戦は△43金とかわして飛車と金銀の2枚換えなのだが、どっちみに2枚換えになるなら金をかわさなくても△27歩成をすれば「と金」ができている分、得だったのかと納得。

●細かい得を積み重ねるのは大事だ。評価値で比較すると500点くらい差が出ている。

○盤上の駒交換が落ち着いた局面となった下図。先手を取って△49飛としたり△64桂とか思いつくが△46歩は私の感覚では思いつかない。相手が歩切れなのと、歩の成捨てで形を乱すことができる好手。こういう手ができるようになれば五段になれるかな?