180721-アマ名人戦A級自戦記-その5

最終5局目は年配の方と対局。A級4回戦終了時点で全勝者は3名なため、ここまで3勝1敗のため3位以上になる可能性なし。幸いにも最後は4連勝者と対戦。自分が負けると5連勝者2名で決定戦となるが、そう素直に負けるわけには行かないwww

※この大会は初戦5点、2戦目4点と勝ち点を計算する形式のためである。

えんじゅの先手で相手の角換わり四間飛車。何度も経験した第39手図▲1五歩と仕掛ける。狙いは飛車先突破し竜を作ること。狙いどうり第49手図で竜を作ることに成功するも3歩損して竜作る価値が有ったのかどうか。

第53手図。馬を作る手だけど後手の6四歩を突かせているのが効果的。相手には端攻めも見えているだけに嫌味だろうと思う。実感としては、やや不利だと思う。

 

端攻めを見せたことで相手が動いてくれたため第69手図へと進む。玉頭への圧迫を見せているため相手が時間を使ってくれる。

 

第86手図、折角作った馬を生角と交換され逆棒銀されるが、ここで▲2三歩と生角を封じ込ると一歩しかないため後手は受ける手段が難しい▲2三歩に△2二歩とすると▲1五香で角香の田楽指しだ。数手進んで第97手となり以降、王手で6四角が入り7四桂が実現して勝ちとなった。これにより相手の優勝がなくなり「○○○○●」同士の2位決定戦が行われました。2位決定戦は、4戦目と5戦目の対戦相手同士の戦いと成り、結果は5戦目の相手が勝った。

優勝することは出来なかったが5局指せて楽しかった♪

180721-アマ名人戦A級自戦記-その4

4回戦も中学生くらいの子と対局。えんじゅの先手で第18手図を迎える。飛車先交換を保留して角換わりに誘導するのもありかと思ったが横歩を取ってみた。第22手図の角打ちからの飛車角交換をして第25手図。

この第25手図って△2三歩戦法の第1図と比較すると得しかないんだよなーとの考えから誘導してみた。△2三歩戦法では後手に竜を作られるが本譜では作ることが出来ない。ただ持ち駒で飛車を持たれ続けるのは切れ負け将棋ではきつかった。

 

 

手を作り難い局面が続き先手だったことから打開して第48手図。自陣飛車がなかなかいい手。しかしあえて竜を作らせ第53手図で駒損ながら互角かなと思ったが序中盤で時間を使いすぎたこともあり終盤競い負けてしまう。