231209-清流の国ぎふ 将棋フェスタ ミナモ戦-自戦記 午後の部

231209-清流の国ぎふ 将棋フェスタ ミナモ戦-自戦記 午前の部の続き

◆4R:スイス式トーナメントだが、ここまで3連勝が4人のため準決勝となる。相手は1週前に東海団体リーグで対戦した「ほてい将棋クラブ」の先鋒の子。研修会テスト生のようです。

戦型は後手の一手損角換わりに早繰り銀で対抗。一手損だったのに飛車先を早く突いてきたため後手のメリットが少ないような?そして4R-1と手筋の△4五歩に見えるが4R-2図と進むと居玉が痛い。後手は悪いながらも耐え続ける。4R-3では重めな▲7二金としたが軽く▲5三香の詰めろだった。娘たちには安い駒で金銀を取りに行くことを教えているのに自分が実戦で使えていない。4R-4図でうっかり▲9八香としてしまい△8九飛成の頓死。数手前の▲7八桂では銀を投入しておけばよかった。他に4R-4図で▲6九金も有効だった。桂馬を残し▲5二金が入れば、後手は△同金と取ると▲4一竜△2二玉▲3一角△1二玉▲2四桂△同歩▲3二竜から詰みとなる。

◆5R:大府のK兄君との対局。毎週のように指しているから手の内はわかっているが結構負けているので油断できない。実質3位決定戦かな?

私の先手で後手ゴキゲン中飛車。へなちょこ急戦を嫌って2二角のまま駒組が進む。本来なら穴熊に組むのだろうが、穴熊は得意でないため5R-2と激しい変化に進む。30分切れ30秒の将棋なら指し切れるけど15分切れ負けだと読み切れるか自信がなかったけど踏み込んだ。5R-3図では後手△7一飛から▲同飛で長い将棋かと思ったけど、△7一飛には▲5三歩成△5一飛▲6二とで良いようだ、横歩取りで似たような手筋あったなと。5R-4図で▲7三銀成△同玉で即詰みと読んでいたら、王手じゃないじゃん。▲7三銀不成で詰みでした。締まらない勝ち方になってしまった。

14時過ぎには大会も終わって結果は4-1でした。1Rが酷すぎたから上々の出来だったのかな?全体を通して序盤力で逃げ切る棋風を活かせたが、終盤のへっぽこぶりが痛すぎた。