棋譜データベースを調べた結果、一番有効な対策は左上図の▲2八飛である。左上図では28-8と先手が圧倒!先手の狙いは左上図以下△2七歩▲5八飛△7六飛 右上図となり、ここで▲7七歩とするのが大事で△2六飛▲8三角で下図。すぐには無いものの▲7七歩で▲7七銀とすると△7七角成から銀を取られ、△2八銀のカチコミがあり、下図の▲8三角を楽しみに受ける。後手は一歩得だが、角の活用が難しく苦労する展開となる。
一般的に角交換後、生角+1歩得と持ち角で互角とされている。下図以下は、▲5六角成から3四と2三の歩を取りに行く手を見せれば駒の損得がなくなり生角が負担となる。