「コラム」カテゴリーアーカイブ

娘と将棋-その9 数の攻め

四間飛車+美濃囲いを教えたのだが、「飛車はここが良い」と、三間飛車+美濃囲いの駒組みまでできるようになりました。

駒組みからの指し方は変化も多く難しいところ。まずは数の攻めで雀指しを教えてみました。戦い始めをどう教えるかは難しいけど下のように教えてみました。

  • 駒の効きが相手と互角、1対1や2対2の時は戦わない
  • 自分対相手の差が2の時は戦う
  • 飛車が一番後ろのときは差が1でも戦っても良い

娘と将棋-その8 将棋アプリ

お盆休みも終わり、娘と将棋を指す時間も減ってしまったので、娘向きの将棋アプリを探してみた。

◎毎日ねこと詰将
 初心者向けの1手詰、3手詰、5手詰問題があり、1日1問ずつ問題が増えていく。カレンダーがあり、1問解くごとに写真が表示されていき、何の写真が完成するのか楽しみながらできる。過去の問題は2017年分から解くことができ、復習も何度もできそうだ。

◎ぴよ将棋
 レベルも幅広くヒントもあるため、現在ひよこLv1に挑戦中。ヒント無しで勝てるようになったら次の段階かな?

◎将棋ウォーズ
 ぴよ将棋をインストール前に入れていた。練習対局の「簡単」をプレイさせていたが、ぴよ将棋の方が初心者同士の対局に近そうなので、しばらくは指さないと思う。3手詰めがわかるようになったら実戦デビューさせる予定。

娘と将棋-その7 戦法を教えてみた

9月7日の大会まで2週間を切り、四間飛車と美濃囲いを教えてみた。

攻めは飛車角銀の3枚、「キュアブラック、ホワイト、ルミナスの3人だ!」「銀がブラック、角がホワイト、飛車がルミナスだよ」とキュアブラックが切り込みの銀で先行することを教える。ルミナスは後衛で大技を放つから飛車かなと。

「守りはミントシールド」とプリキュアに例えながら教えている。

右四間、棒銀とどうしようか迷った末、形が覚えやすい四間飛車にしました。3手目角交換されたらどうしようとは思うが、大橋流で駒を並べ、手つきは結構様になっているので、相手がビビってくれないかなとは思う。

プリキュアごとに技が違うように将棋もいろいろあるから、大会後にいろいろ教える予定ではある。

娘と将棋-その6 将棋ウォーズデビュー

長女の将棋ウォーズデビュー!と言っても、「練習対局」のみでCPU難易度は「簡単」。CPUは基本駒を取り返さないため連勝できて大満足でした。最初の5局くらいはアドバイスありでしたが、次女に将棋を教えている間、好きに指させていると全駒して自陣を初期配置にしてCPUの裸玉が捕まらない局面に・・・。持ち駒で包囲して詰ませるのは結構難しいよね。

次女も将棋ウォーズを指したいというので、駒の動かし方も妖しいのに
「王様は囲うよね」と上図を作っていた。長女にも囲いを教えていないのだが、が・・・。取った金銀を玉周辺の空間に埋めており穴熊感覚がすでにあるのか?

娘と将棋-その5 詰まし方

10枚落ちを繰り返してみて、竜と馬を作ることができても詰ます事ができない。そこで、竜と馬のみの詰みの練習をしてみました。簡単な詰みですが、左図で▲2一馬とよく指してしまいます。竜と馬で協力するわけですが、取られても取り返せるを説明するのが難しい。

下も少し形が違うと難しいようです。正解は▲3三馬ですが、▲3二馬として上と同じ形を作ることでもできればいいけど、これも難しいようだ。繰り返すしかないのかなと思います。

詰みの考えは難しいのかなと思い「一手詰め・一手必死」を解いてみたら結構解けててびっくり。頭金・銀、腹金・銀難しそうに思えるんだけどなーと解き進めていたら、飛車と角の問題で躓いていたから、飛車と角の動きがまだわかりにくいのかもしれません。

娘と将棋-その4 変則10枚落ち

小学校入学と仕事の都合もあって、娘と将棋を指せなかったけどお盆休みを使って将棋再開。てか半年振り?久々すぎて娘も結構忘れていましたが、以前よりも説明がし易かったのは小学校教育のお陰なのかな?気持ちに詰めろをかける意味もこめて、9月に大会エントリーしちゃいました。本人はやる気があるし頑張ってみよう。今まではジャンボ将棋を使用しており一字駒、裏がカラーとなっているものを使用していたが、通常の大会と同様な駒を使用しました。

Twitterで「10枚落ちでは飛車角しか使わないから下手も金銀桂香落とす」というのをみて、下写真のように落としてみました。金だけは落とさなかったのはなんとなく。

  • 飛車角と歩しか動かさなくてもいい
  • 飛車と角を成る
  • 竜と馬で協力して詰ます

上の3点に重点を置いて10局くらい指しました。下の9手目のように十字飛車の準備をして15手目に飛車を転回!竜を作って王手して馬で詰ますことができました。次は8枚落ちを指す予定です。

第24期24名人戦の戦績まとめ

第24期名人戦も無事終了(半月前に)結果を表とグラフにしてみました。上が本選、下が予選となっています。
五段から三段にかけて後手勝率がいい。有段者になるためには攻めを覚え、三段で受けを身につけ、六段以上で針の穴を通すような攻めができるようならなければ成らない。本選、予選通して似たような傾向があるように思います。

下の2つは週毎の対局数推移。四段以下の前半での対局数偏りがすごい。
私の参加した三段aリーグの最終週では未対局者に群がっているようでした。対局数が前半でできていないと入賞が難しい位置となっており、2,3局指してそれ以降、居ないなんてこともありました。
理想は八段、五段のように平均しているのが良いのかなと思います。

棋譜一括ダウンロード 将棋倶楽部24 その2

3月も終わりというわけで棋譜を棋泉、まいぼなに登録しようとしたところ
将棋倶楽部24で「一括ダウンロード」した棋譜が編集できないことがわりました。 調べたところ文字コードが昨年ダウンロードしたものは「shift_jis」だったのに「utf-8」に変更されていました。
調べると 「utf-8」 では棋譜再生ソフト(kifu for windows)でも棋譜がみられません。
ついでに、一括ダウンロードの棋譜はテキストファイルで見ると改行がない状態です。

私の対策は文字コード、隠れ改行一括変換ソフトを探して対応しました。
複数のHTML&テキストファイルを一括置換 TextSS.net
上のフリーソフトを使用しました。類似ソフトウェアはあるので「文字コード 一括変換」で検索して自分にあったものを探してみるのもいいでしょう。

第77期A級順位戦最終局解説会

2019年3月1日にA級順位戦最終局があり、名古屋会場である大須・万松寺白龍ホールへ行ってきました。名古屋会場は1990年代初頭から行われており1993年から、ほぼ行っている。今回の会場は初めてとなるため、仕事が遅番であったのだが半休して行って来ました。

大須商店街にある万松寺は2018年の第76期名人戦第5局が指された対局場である。休日の昼間は賑わっているが会場に到着したのは20時過ぎ、商店街はガラガラでした。

会場めっちゃ広!そして画面デカッ!盤面はかなり見やすい。ただPC操作が不慣れなのか、もどかしかった。解説、聞き手は木村九段、澤田六段、今泉四段、中澤女流初段、脇田女流2級で、杉本先生は不在でした。毎年居たのに不在だと不思議な感じです。

終局は25時過ぎと思ったら予想よりも早かった。終局の順番も、豊島-久保戦が最後となり、最後まで目の離せない解説会でした。

参考に大須演芸場の解説風景を掲載します。

序盤の方針-先手編その6

第2-3図で、先手が望めば横歩取りとなる。横歩取りが嫌なら 第2-3図で ▲6六歩で横歩取りが回避できる。

横歩取りとなれば下図までは、ほぼ確定となる。ここからは後手に戦法の選択権がある。大まかに相横歩取り、△3三角戦法、△3三桂戦法、△4五角戦法がある。横歩を取るならこれらの戦法への対策は準備して戦いたい。