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指導対局で教えてもらった?

 2023年9月24日大曽根商店街通り将棋大会の大会参加者には全員に指導対局を受けることができた。指導棋士は杉本門下の奨励会会員と今井女流。杉本八段と室田女流二段は撮影用で少し指したようでした。その撮影用で指していたのが長女だったようだ。

 相手は野村1級、娘たちにどう教えたらいいのか指導してもらうために4枚落ちとしました。評価値は下のような形で一方的な展開でした。局後、手合い違いと言われてしまった。

事前に、過去に娘の指導対局の傍らで観戦した駒落ち指導対局、ぴよ将棋で研究した結果、1図、棒銀+引き角戦法を採用。下手は▲7六歩とすると上手の右金が突進してきて角頭を狙われることも多く反撃の争点を5筋に誘導。棒銀と▲2七銀(2図)としたら上手の攻めは狙い通り5筋に集中させるために△7三桂と来たため棒銀の方針を変更して9筋攻めに変更。

上手から中央から清算されて3図の角出の反撃。△4四銀くらいしか受けがない。上手は△6五桂と迫るも攻め駒不足で4図の角出が決め手となって勝ちとなった。

4枚落ちくらいの手合いの人だと5筋の攻めを的確に受けられない人も多いとのこと。あと△7三桂に対して9筋を攻められるのは見落としていたそうだ。4枚落ちレベルの人で攻めの方針転換をする人は、あまりないようでした。盤面全体をみて方針を柔軟に切り替えられるよう娘たちに指導しようと思う。

娘と将棋-その42 次女六枚落ち卒業試験

次女の六枚落ちより紹介します。参考にしている本は高橋道雄九段の「棒銀と中飛車で駒落ちを勝て!」の棒銀に絞っています。
ぴよ将棋との対局と、えんじゅとの対局です。1年以上前にも六枚落ちを指しているので先日の八枚落ち卒業直後に六枚落ち卒業試験となります。ここで紹介した六枚落ち直前にもう1局指しているが、その将棋も終盤では「王手→必死→即詰み(5手詰)」と六枚落ち卒業には十分な感じでした。

ちなみに長女とも八枚落ちを指しましたが1勝1敗であったため卒業は持ち越しです。1手詰、3手詰の早解きでは長女の方が多く問題を解けているので、攻めのコツを掴めばすぐに追いつくと思います。