240429桑名将棋大会-自戦記

 2024年04月29日娘たちと親子で桑名将棋大会に参加したときの自戦記。この日の結果は●○○●でレーティングはR1916から+8でR1924となった。

◆1R:後手-対早石田

 対局相手は奨励会6級、早石田に4手目△4二金から「きmきm金」を見せたら、こちらが飛車を振る前に▲8六飛から振り飛車を封じてきたため、ひねり飛車のような駒組となった。

 1R-1図をチャンスとみて▲5五金から動いたが、1R-2図と進んで▲5三角成として馬が大きいとみていたのが、△4五桂の反撃が大きく形勢を損ねた。戻って1R-1図では単純に▲3八飛とした方が良かったようだ。

◆2R:先手-角換わり▲7金型棒銀

 以前、東海団体リーグに応援に来てもらった方と対局で、実はこの対局が初対戦だった。

 封印したいと思いつつも封印できない角換わり▲7金型棒銀を採用。2R-1図で▲2七飛で良いと思っていたが、改めてAI検討したら▲2六飛が良いようだ。その後、定跡より1手早い攻めにより一方的な展開で勝ちとなった。

◆3R:後手-きmきm金vs早石田

 桑名でよく対戦する小学生。早石田に1Rで指せなかった「きmきm金」。対局中「変な将棋」と呟かれ「面白い形でしょ」と返すw
 3R-1図の▲5五金が研究手順で△4三金の受けしかないため、後手玉が弱体化、ここから少しずつポイントを稼いで3R-2図となる。▲5二飛成で勝ちと思ったが、微妙とは思いつつ▲5九金として150手超えの長手数な将棋となった。

◆4R:後手-力戦居飛車

 Aクラス最高点の人なのだが、この日は1-2と調子が悪くクラス下位の自分と対局。1年前に対戦していてその時は勝っている。後手番で今年のテーマとしている早繰り銀としたのだが、4六銀としたのに3七と戻されて悪いと思っていたが4R-1図では互角だった。4R-1図の△6五桂が微妙で単純に△5五銀だったようだ。▲2四歩が最善でもう1歩と欲張って▲3五歩と仕掛けた。進んだ4R-2図は△2四同歩の局面となると垂らしの歩、5六歩が厳しい。ここでも▲3四歩を入れて角交換をすればよかったのだが、▲6五銀△同銀▲5三角成としたのが攻めあったときに5七歩成が間に合い修正できない展開となって負けとなってしまった。