相横歩取り その1

飯島栄治プロの「研究で勝つ!相横歩取りのすべて」を購入してから相横歩取りの飛車角総交換を受けて立っている。終盤のかなり深いところまで研究されており知っていたもの勝ちのイメージの強い戦法だ。

将棋ウォーズで2局、第1図の△2七角を指される。第1図に変えて△3八歩の方が主流だと思っていたので、初めて指されたときは戸惑ってしまった。△2七角と△3八歩での勝率は次のようになっている。※類似局面▲8二歩を使う将棋も含める

  • △3八歩 78局 先手44勝-33敗
  • △2七角 67局 先手33勝-34敗

160506-2

飯島栄治プロの「研究で勝つ!相横歩取りのすべて」で調べてみると84頁にあとで紹介するとあるのに、どこにも載っていない・・・。「羽生の頭脳」では第1図以下▲7三歩から先手の一手勝ち、続横歩取りは生きている上巻でも、▲7三歩が好手とされているのだが、データベースを調べてみると▲7三歩は割合が低い。飯島栄治プロの著書でも最近研究されているとあったことから、▲3六歩の変化について書こうとしていたのかもしれない。

  • ▲3六歩 30局 16勝-14敗
  • ▲8一馬 13局 5勝-8敗
  • ▲7三歩 4局 1勝-3敗

その2へ続く

「相横歩取り その1」への1件のフィードバック

  1. ?▲7三歩 4局 2勝-2敗
    勝敗が間違っていました
    ?▲7三歩 4局 1勝-3敗
    に修正します

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