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240128@東海団体リーグ-自戦記

第89回東海団体リーグA級初日はチーム1-2、個人は2-1でした。2023年に引き続き3連敗しない将棋を指していきたい。

◆1R:Denmaru戦-副将-後手、矢倉の出だしから右玉に変化した
※盤面、評価値は先後逆表示

 第1R-1図では通常▲6六歩だが、右玉の気持ちを優先した。▲6六歩を選択した場合は第1R-1変化図が予想される展開でこれはこれで1局。
 進んで第1R-2図では▲同銀から大暴れしたが暴れすぎた。ここは▲同歩△同銀▲8七歩とするのがよかった。▲8七歩が対局中読めなかった手だった。
 苦しい順が続いてついにチャンス到来。第1R-3図で▲7五角か▲4五桂か迷って▲4五桂としてチャンスが通り過ぎて行った。▲7五角の詰めろが意外に受けにくい展開だったようだ。結果は負け。

◆2R:豊田けやき支部戦-副将-先手、ゴキゲン中飛車に「へなちょこ急戦」

対へなちょこ急戦への対策で相手は第2R-1図のように△3三角を保留している。居角のまま戦いとなり進んで第2R-2図で飛車を捕獲されたが、玉形の差を活かして▲4四歩が強烈な攻めとなる。第2R-3図では優勢を意識して相手の角を封じ込めようとしたが、金(かな)駒を渡す受けは良くなかった。▲5九金寄では▲4五同桂とした方が良かった。進んで第2R-4図の終盤戦。形勢は若干いいかと思い、▲5六金としたが、△5八歩からの攻めがきつかった。素直に▲5二とで、攻め合い勝ちを目指すべきだった。最後は長手数の詰みを読み切って勝ち。

◆3R:グリーングラス戦-副将-後手、ゴキゲン中飛車に「へなちょこ急戦」
※盤面、評価値は先後逆表示

以前、桑名将棋大会で対戦した小学生の子。前回に引き続き、ゴキゲン中飛車に「へなちょこ急戦」。対局時は相手の子の顔を覚えていなかったため対局後に気づく。第3R-1図で▲2四歩の仕掛けを見送り数手後に仕掛けたが、手作りが上手く押され気味、第3R-2図が勝負所で最善手▲4八金△同飛成▲7五桂△7四金で甘い手だと△7五金が痛打となる。手作りがわからず▲2九歩と受けたところ形勢が少しずつ悪くなる。第3R-3図と相手の竜をそっぽに追いやり▲7五桂とした。ここでも△7四金だったのが、△8二銀と壁銀で受けたため逆転に成功。進んで第3R-4図勝ちを確認してここで▲6八銀と打ったのが悪手で急転直下だったが、相手見逃してくれたため再度逆転して勝ち。▲6八金なら安全勝ちだった。

第30期24名人戦その4-2週目金曜日

1週目を終えて7-5で3位。指し分けで行けば順位維持できるかなと臨んだ2週目金曜日。

◆予選13R-先手:へなちょこ急戦対ゴキゲン中飛車

対ゴキ中に「へなちょこ急戦」図で▲5三歩は考えたが次の手がわからなかったため、▲4四角から激しく攻め立てたものの無理攻めだった。▲5三歩-▲3五歩と仕掛けるのが良いようだ。間に▲7七角を入れるかどうかも微妙なところではある。別変化で▲3五歩があったけど手持ちに歩がない状態でできるか読み切れなかったのが敗因だ。

◆14R:先手-対角換わり四間飛車

80手目近くまで互角の形勢。途中踏み込んだ攻めを逃していたようだ。読んではいたものの図の銀取りにかまわず▲4一飛の攻め合いはやりにくかった。中途半端に受ける手を続けてしまい形勢を悪くして負けとなった。

240108-桑名R自戦記

2024年初大会は桑名レーティングA級に参加した。私の持ち点は1906点、A級だといつも使っている戦法が通じない可能性が高いけど、いつも通りの将棋を心がけて指した。結果は●●○○の2-2でした。
大会前後に長島SAで足湯に浸かってリラックスして良い日だった。

◆1R:先手-角換わり▲7七金型棒銀
フォロワーさんとの対局。たぶん初対戦?

▲7七金型棒銀は評価値的に-200~-300くらいの戦法でA級で通用するか試してみた。ハイリスク、ハイリターンな手順を選び形勢は次第に悪くなる一方、最後は入玉して1一まで逃げて負け。

◆2R:後手-角換わり△3三金型棒銀
研修会B2の子と対戦。引き続き角換わり棒銀を採用した。先手後手違っていても、先手が取れるのが▲7七金型、△3三金型の良いところ。

2R-1図で美馬棒銀が決まったと思ったが、大友流の△4四銀ではなく△2二銀となった。2R-2図の▲5五角で技ありと認識していたがそうでもなかった。
苦しい展開が続いていたが2R-3図でチャンス到来。▲6六銀でいいと読んでいたのに▲4八金と指してしまう。以下△5七桂成▲同金△5九角・・・。苦しくして再度チャンス到来して2R-4図。ここで▲3五角を読んでいたのだが▲7八金打と受けだけの手を指して最後のチャンスを逃して負け。

◆3R:先手-へなちょこ急戦対ゴキゲン中飛車
2連敗で迎えた3R、2023年は3連敗なかったことから、何が何でも勝ちたい。戦型は後手のゴキゲン中飛車に、へなちょこ急戦を採用した。

3R-1図の▲7八玉に変えて▲4五歩と仕掛ける変化もあるが一度見送る。3R-2図では、対四間の変化同様▲2五歩としたが、桂頭が怖いが▲3五歩が優ったようだ。一方的に攻め立て短手数で勝ち。勝ちやすくてゴキ中って絶滅してしまうのではないかと考えてしまう。

◆4R:先手-相横歩取り
研修会D1の子と対局、通算3局目。無理気味な攻めの印象だったが、予想通りの展開となった。相横歩取り飛車角総交換の変化は数年避けていたが、今年は踏み込むこととした。事前に研究していたこともあって一致率が半端ない。

定跡どおりに進んで4R-1図の△6四角が予想外の手だった。帰宅後に羽生の頭脳読み返したら▲6三馬でいいらしい。本譜は次善手の▲7二銀とした。4R-2図まで進むと後手の攻めは切れている。△4八銀から暴れてきたが丁寧に受けて勝ち。相手の子はショックだったのか凄くふてくされていた。