ゴキゲン中飛車に▲5八金右超急戦☆その3

その2の続き でゴキゲン中飛車▲5八金右超急戦△5七歩の変化について

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第1図(20-12)は分岐点のひとつ。第1図以下は主に2変化あり▲7五角(9-3)、▲1一竜(8-8)である。(カッコ)内はデータベース上の勝敗だ。この結果をみると本筋は▲7五角のようだ。以下は第2図や第3図のような進行となる。後手がなかなか歩切れ解消ができず、忙しい局面が続く。

その4へ

ゴキゲン中飛車に▲5八金右超急戦☆その2

ゴキゲン中飛車に▲5八金右超急戦の変化で第1図と△5七歩とされることがある。またのちの変化に合流しやすい変化として第2図で△5七歩とするのもある。

第1図は手元のデータベースでは19?10、第2図は14?6。ともに先手が大幅に勝ち越している。古くは2001年の棋譜であったので昔から指されているようだ。

第1図、第2図とも▲同金なら△3五角の狙い。序盤は飛車よりも角の格言に従えば▲4六角と合わせるのもあり、こちらの変化は数は少ないものの3ー0。先手が全勝であるが実際は2枚角を避ける傾向にある。

第1図ではほぼ▲6八金寄なのだが、第2図の場合▲2一飛成と踏み込む変化もあり、この変化は3ー3の五分だ。ゴキゲン中飛車側にしてみれば変化の少ない第1図を選択するのが本筋であろう。

その3へ続く

その1はこちら

第21期24名人戦予選まとめ☆その2

各リーグの勝率を出してみました。一般的に最低データ数は100以上が好ましいと言われているので、12人リーグは対局数も少ないので参考データとなります。

勝率は引分、中断局などを除いた先手勝ちと後手勝ちから求めてあります。基本的に先手勝率が高くなっている。四段a、三段bが後手勝率が異様に低いものの六段から初段bまでの通算では先手1608勝1573敗で勝率0.506でバランスが取れている。

ちなみに通常レーティング戦では400点差は点数の低いものが先手となるのだが、24名人戦では振り駒となります。なので、点数差による勝率の偏りは少ないのかなと思います。参考に初段以上の点数差ベスト10を抜き出してみたらすごかった。

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参考:第21期24名人戦予選まとめ☆その1

160207☆愛知支部名人戦他

2016年2月7日に名古屋港湾会館で支部名人戦、支部シニア名人戦、支部対抗戦が行われた。さくら総研からは、むぐりんのみ参加。

お昼に行って1時間ほどの滞在だったので、本選トーナメントのみ写真撮ってきました。並行して支部に関係なく参加できる一般戦もあるので、支部に入っていなくても参加できます。

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どうぶつしょうぎ大会@ブラザー

2016年2月6日名古屋市瑞穂区のブラザーコミュニケーションスペースにて「どうぶつしょうぎ」のイベントがありました。

ペーパークラフトどうぶつしょうぎ大会@ブラザー

内容は、小学生以下を対象としたイベントということで娘2人を連れて行ってきた。どうぶつしょうぎ大会、体験コーナー、ペーパークラフト工作、巨大ペーパークラフトと撮影などなど。

ブラザー工業と言えば、ミシン、複合機、FAX、カラオケのJOYSOUNDで有名な企業である。かつては東海団体リーグにも参戦していました。このイベントでは名前入りの刺繍、撮影と印刷無料サービスなど無料イベントとは思えないクオリティでした。

本将棋の体験コーナーがあったので、1局指すことになり、大人げなく勝ちましたw娘もあと1,2年したら「どうぶつしょうぎ」できるかな?

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第21期24名人戦予選まとめ☆その1

昨年に引き続き24名人戦の予選データをまとめている。昨年まではアマレン誌上で公開していたので、その延長戦上になるのかな。関連記事はタグの24名人戦を参照

昨年の予選は60人リーグ、15人リーグだったのが、今年は40人リーグ、12人リーグ。期間も6週×3日が4週×3日となった。対局数が1リーグあたり昨年と比較すると44%となる。参考までに※に昨年の六段、五段、四段の60人リーグの対局数と、40人リーグに換算した対局数を計算してみると、6週から4週に変わっても同等の対局ボリュームだったように感じる。

(40×39÷2)÷(60×59÷2)=0.44=44%

★40人リーグ 予選最終結果
六段 |312局  ※849局×0.44=374局
五段 |357局  ※924局×0.44=407局
四段a|361局  ※682局×0.44=300局
四段b|326局
三段a|438局
三段b|483局
二段 |288局
初段a|438局
初段b|424局

12人リーグも昨年の15人リーグと比較すると、昨年最多の三段cの74局、本年三段aの48局。換算するとほぼ同等であるが、少ないところは本当に少なく1週1局以下のペースのところもある。忙しい人向けなので、12人リーグは土日のみと絞るのもあるのかなと思った。

(12×11÷2)÷(15×14÷2)=0.63=63%

★12人リーグ 予選最終結果
六段a|41局  ※54局×0.63=34局
六段b|12局  ※68局×0.63=43局
五段a|22局  ※54局×0.63=34局
五段b|23局  ※65局×0.63=41局
四段a|23局
四段b|13局
四段c|35局  ※34局×0.63=22局
四段d|40局
三段a|48局
三段b|25局
三段c|36局  ※74局×0.63=47局
三段d|27局
二段a|49局
二段b|47局
二段c|33局
初段a|15局
初段b|33局  ※初段c 11局×0.63=7局

 

きmきm金戦法 その2

最近2回遭遇した「きmきm金」対策にについて、その1はこちら

5手目▲7七桂の鬼殺し!うっかり金を前進させ、▲6五桂を受けて角道を通すと第2図と仕掛けられてしまう。

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第2図から△6二銀と受けると角交換から第3図の角打ちが痛打となる。金は3二のまま居飛車、4四金ー3三角から向かい飛車にすれば先手桂馬が負担で後手がいいと思うが、どうだろうか?

参考棋譜 将棋ウォーズ

山崎隆之の一手損角換わり

一手損角換わりを指すことはないのだが、受けて立つときは早繰り銀を多用している。本書のタイトルから基本的に一手損角換わり側の視点で書かれているのだが、受けて立つ側も細かく解説されており参考になります。

実戦では流行が下火となったのか、以前より遭遇率は下がっているように思う戦法ではある。

ラノベ「りゅうおうのおしごと!」の主人公も一手損角換わり使いらしい。

第3回将棋ウォーズ王将戦

1月1日(金)0時〜1月24日(日)23時まで開催された
第3回将棋ウォーズ王将戦は35勝37敗で3.55段となり2086位でした。
竹俣紅 女流1級[台詞入り]アバターをGet!
今回は対戦相手の強さを「おまかせ」から「少し強め」に設定し
さらに苦手な弾丸3分切れ負け将棋をメインに指してみました。
操作が遅いのかあと10秒あれば勝てそうなものも多いので中盤での長考を控えようと思う。