「将棋関連書籍」カテゴリーアーカイブ

あるアマの将棋めし

「将棋めし」藤井四段からの将棋ブームそこからスポットが当たった将棋めし。将棋めしと言えば、昔から加藤一二三先生のうな重が有名だ。あと1局に付き板チョコ10枚とかetc。腹が減っては戦は出来ぬといいますが、自分視点ですがアマチュア大会での将棋めしについて書いてみます。

アマ名人戦、アマ竜王戦などの県予選では午前:予選、午後:本選となり、昼食を挟んで対局となる。プロだと1日1局なのだが、アマだと1日数対局。他県の事情はわかりませんが、愛知県では4人1組の予選リーグで2勝通過となる。2連勝だと本選までの待ち時間が長くあり、2勝1敗となると時間の関係で昼食時間が短くなる。

予選2連勝でさらに抽選結果で本選1回戦シードなんて事もある。すると昼食休憩が2時間なんてことも。朝気合を入れて長い休みが入ると気合が落ち眠気に襲われることも・・・。

なので予選は2勝1敗で昼食時間の短い方が本選成績がいいことが多い気がします。

代表クラスでなく、1日4~5局指すと決まっている例会とかの方が時間割がしっかりしていて気合が持続します。

 

詰めろ将棋

将棋ウォーズの弾丸3分切れ負け将棋を指していると実感するのが終盤力のなさ・・・。どんなに優勢でも時間が切れたら負けなので、時間が無くなると王手王手で追ってしまうことも多い。詰将棋の能力よりも詰めろ、必至をかける能力を向上させなければならないと思い本書を購入した。難易度が低い問題でも一目で解けない問題も多く良書だと思う。「詰めろ逃れ」問題もなかなかいい問題揃いで良い。

矢倉△4五歩反発型の謎

2016年、相居飛車系の流行は角換わりと横歩取りだと思う。少し前まで多く見られた相矢倉の▲4六銀・3七桂型はあまり見かけない。△4五歩の反発が有効だからというのは耳にしたのだが、具体策はよく知らない。その疑問に答えてくれる定跡書だと期待して購入しようと思う。

そして、この著書を踏まえて、将棋ウォーズで喰らった対策を指していこうと思う。ポイントは第1図にあるように先手の角を保留することにより△4五歩の反発前に攻撃態勢を整えることである。そして第2図となると先手は▲6五歩ー▲6六銀から中央への殺到があり先手良さそうだ。本を読んだら試したくなるのを逆手に取ってみようと思う。ただ勝率7割以上ある横歩取りを封印してまで相矢倉を目指す価値があるかというと迷いどころだwww

塚田泰明九段:著
矢倉△4五歩反発型の謎 ~なぜ▲4六銀・3七桂型は滅んだのか?~

りゅうおうのおしごと!☆3巻他

160513

りゅうおうのおしごと! ラノベ3巻、コミック2巻の発売ということで、仕事前に名古屋の大高イオンにあるアニメイトまで買いに行ってきた。近所の書店でも買えたけど一番近い特典のあるお店は名古屋までいかないとないのです・・・。

開店間もないということで、まだ店頭には並んでおらず、包装されてホカホカのものを入手。

ついでに将棋世界の付録「将棋年間2015」の評判がよかったのですぐ隣の普通の書店で将棋世界も買ってみました。

 


研究で勝つ!相横歩取りのすべて

相横歩取りは誘導しなぎが、先手後手で横歩取りをメイン戦法にしているので購入してみた。ざっと立ち読みしてみると▲4六角からの激しい変化も詳しく掲載されている。羽生の頭脳と合わせて読めば相横歩取りは十分勉強できる。

本文中には参考として羽生の頭脳について書かれているが一か所だけ「横歩取りは生きている」についても書かれている。「横歩取りは生きている」は横歩取りの古今について書かれた定跡書で書店では売られていない本なんだけど・・・。羽生の頭脳、横歩取りは生きている、続横歩取りは生きている上下巻、と本書があれば横歩取りマスターに近づけるかも♪

山崎隆之の一手損角換わり

一手損角換わりを指すことはないのだが、受けて立つときは早繰り銀を多用している。本書のタイトルから基本的に一手損角換わり側の視点で書かれているのだが、受けて立つ側も細かく解説されており参考になります。

実戦では流行が下火となったのか、以前より遭遇率は下がっているように思う戦法ではある。

ラノベ「りゅうおうのおしごと!」の主人公も一手損角換わり使いらしい。

石田流▲7七角型

下図の▲2六歩について調べていたら、「わかる!勝てる!!石田流」(2015年7月刊行)に掲載されていた。しかも帯に下図がそのまま載ってるしwww石田流視点のため、居飛車側の対策は書かれていないが、居飛車党も買って損はないと思う。

「石田流破り左美濃」もお勧めで、こちらは居飛車視点の定跡書ながら、細かい変化も載っている。

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