「将棋関連書籍」カテゴリーアーカイブ

四間穴熊対策

2015年の王位戦挑戦者は広瀬八段。四間飛車穴熊で一躍有名になったのも5年前の話。
四間穴熊対策には左美濃から銀冠に組んで対抗していたのだが、広瀬八段の活躍からは左図のような△6五歩型が激増。居飛車は▲6六歩からの反発が一般的だが、不満に思い研究してみた。

左図から▲6八銀?▲7九銀ー▲8八銀と引き寄せ振り飛車に玉頭を攻めさせる。
▲5五角?▲6四角から▲5三角成を見せて右図の▲7三歩!出来すぎな局面だが、将棋倶楽部24三段クラスでも有効だ。
広瀬八段の著書でも△6五歩型に力を入れて解説している。▲6六歩を反発しなければ振り飛車の銀活用が難しくまた金も浮き易い。相手にしない方がいいように思うがどうだろうか?

途中の▲8八銀では▲6八金右の方が離れ駒が無く本筋だろう。

横歩取り △4五角戦法対策☆その1

江戸時代からある定跡、横歩取り△4五角戦法
定跡手順は図の▲8七歩に変えて▲2四飛であるが
私は▲8七歩を多用している。
「羽生の頭脳」には左図の局面で後手有望と書かれているものの具体策は書かれていない。
実戦の採用率をデータベースで調べてみることにした
※データベースは個人的に将棋倶楽部24 2000点以上を中心に収集している棋譜データベースです。

○2014年
全12015局中、左図の一手前まで44局
そのうち▲8七歩としたのは3局

○2015年
9130局局中、左図の一手前まで33局
そのうち▲8七歩としたのは1局

激レアであるw
この2年間で4局あるうち自分の対局が2局www
左図以下よくあるのが
△7六飛▲7七銀△同飛成▲3二飛成△同銀▲7七桂 右図
次の▲6五桂で後手がほぼ受けが無い不思議w

左図の対策について書かれている書籍は自分の持っているものでは、「横歩取りは生きている」だけである。
自分の土俵で戦えること間違いなしのお勧め戦法だ♪

漫画@ナイトぼっち

作者:枩岡 啓資
出版社:講談社
掲載紙:別冊少年マガジン

1巻は中学生、2巻は高校生、3巻は2015年7月9日発売なのでまだ読んでない。
「駒ひびき」のように団体戦が焦点となっています。
萌え度は少なく燃え系に近いかも。
高校のときは将棋部無かくて団体戦には出られなかったけど、主人公とほぼ同じ時期に本格的に将棋を覚えたので昔を懐かしみながら読んでます。

定跡書@角交換四間飛車破り

石田直裕プロ著作の角交換四間飛車破り。この定跡書以前にも屋敷プロ著作のほぼ同名タイトルの定跡書でも勝ち星を稼げたものの、角交換四間飛車の進化により使いにくい部分も出てきていた。屋敷プロの定跡書は居飛車急戦系を幅広く紹介している。本書は居飛車側の指し方を絞りつつ、角交換四間飛車側の変化球も多く紹介しており2冊合わせてお勧めだ。

「駒ひびき」対局イベント@ドラゴンエイジ5月号

まんが「駒ひびき」の対局イベントの模様が
4月9日発売のドラゴンエイジ5月号に掲載されました
私は対局者として「さがら総」先生と対局しました

高橋道雄九段のブログ
みっち・ザ・わーるど にも当日の模様が書かれています

記事への直接リンクも掲載します

駒ひびきイベントへ

深い ⇒こちらは、当サークルの機関誌ぷらちなを紹介してもらいました