「定跡研究」カテゴリーアーカイブ

きmきm金戦法

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きmきm金(きもきもきん)戦法。ニコニコ発祥の戦法らしい。作者リンクはこちら。対石田流戦法で図のように左金を繰り出す。銀と違い金が△5四ー△6四と横に移動!△5五金も狙い筋にあり盤面中央を制圧する。2手目△3二飛戦法にも有効ではないかと思われる。

存在自体は2年ほど前、将棋倶楽部24の棋譜検索で発見し数回指してみました。横歩取り△3三桂戦法に近い感覚があると指しやすいかも。

将棋ウォーズ棋譜

稲庭流

将棋ウォーズで稲庭流を指してみました。稲庭流とは図の先手のように歩を一切突かず、ひたすら待機する戦法。将棋ウォーズの切れ負け将棋なら有効ではないかと思ったが、5筋にすべての攻め駒を集中されるとどうしようもなかった。

将棋ウォーズコレクション 戦法→2016稲庭戦法

将棋ウォーズ棋譜

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角交換四間飛車破り@その3

角交換四間飛車破り@その2で紹介した研究手順が実戦で現れたので棋譜を紹介。

将棋ウォーズ棋譜リンク

スマホでも棋譜再現できるツールを探しているのだが、今のところ将棋ウォーズの棋譜のように再現できるものをみつけることができていない。Javaとか棋譜再生アプリとの連携ができるようになるといいんだけどなー。

研究方法

わたしの研究方法の紹介。気軽に友達と研究というのもなかなかできないので、もっぱら棋泉と激指9(将棋ソフト)を使用している。

研究対象は序中盤で苦戦した将棋を棋泉で検索。類似局面が多ければ定跡型であることがわかるので、ひたすら並べ必要に応じて定跡書を探す。

続いて激指の棋譜解析を使って検証。思いつかなかった手順を教えてくれるので重宝しているが下図、昨日の局面は現在のところ対抗策が見つからない。解決策が見当たらないときは作戦の組み立てから考え直すこともある。下図で悪いのなら左美濃は封印して穴熊に変えるしかないのかも・・・。

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先手石田流▲3九玉型

将棋ウォーズでの実戦より。先手の石田流に対して左美濃。後手が、えんじゅです。
石田流の工夫が3九玉型なのと左図の▲2六歩である。
△5四歩を誘導する手待ちだと思い△9四歩としたら、▲2五歩△同歩▲1七桂で困ってしまった。
右図から次の▲2五桂で角が動けないのだ。△4四歩と角道止めるのは構わず桂馬を跳ね、下図で石田流優勢となる。対策は未だ不明・・・。

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151004@東海団体リーグ自戦記 その2

その1の続き

中飛車からの5筋速攻も、左図となれば落ち着いてしまい、5四の歩が負担となる。左図までに飛車先を保留するのもあるが、▲9七角-▲7七桂のような変化が気になるので、早めに飛車先を伸ばすようにしている。

4枚穴熊ということもあり、攻めることは難しいが、右図のように固さを生かして飛車角交換を強要して十分だと思う。後手なので千日手は大歓迎の気持ちでいくといいかも。

実戦はこの後、下図の△8八歩が間に合う展開となった。
▲同角は△8四飛▲7七角△8八歩▲同角△8六飛で飛車先突破となるため、
▲5四歩から△同飛▲5五銀△8九歩成▲5四銀△同金の2枚となり押し切った。

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対四間飛車@その4

その3の続き

▲1七角は▲7一銀をみた手。再度飛車交換し△2七飛とすると、左図の▲7四桂!

以下は王手と詰めろの連続で後手は受けきることができず、右図で先手勝ち。序盤型にはたまらない研究のみで勝ち♪

その後、振り飛車の研究が進み、その1で掲載した39手目以降、銀交換せずにかわす変化や、藤井システムの影響で△3四銀型が増えたため、実戦で使うことが減り、使わなくなってしまった。

対四間飛車@その3

その2の続き

△2七飛に▲2一飛と打ち合うと左図の△3二銀で飛車が助からず、▲2二飛成からの飛角交換しか無さそうだが、ここで、1筋を突いた手を活かして、▲2八歩△同飛成に▲1七角!

▲2八歩に△2一銀は、以下▲2七歩△2八飛▲4一飛△3二銀▲1七角で右図と同様の変化に合流する。・・・続く

対四間飛車@その2

その1の続き

ストレートに進むと左図のように飛車交換となる。一般的に角交換だけなら居飛車良し、飛車交換もしくは、飛角総交換なら振り飛車良しと言われている。先手が先に桂馬得できるのだが、飛車交換後、後手の角筋を止めるために▲6六桂と受けるため手番を渡し右図となると、居飛車が先に桂得していてもすぐ取り返されそうで悪そうに見える。・・・続く