第66回東海団体リーグ最終日まとめ

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2015年8月23日に栄将棋教室横の会議室にて第66回東海団体リーグA級の一斉対局がありました。ラスト3局を残し全敗でも残留の目はあったのだが、組み合わせの関係から最終戦が一歩千金Aとの残留の直接対決になりそうだったので、最初の2戦で勝って残留を確定させたいところ。初戦のどすこい名電には惜しくも2勝3敗で敗れたものの2戦目の豊田けやき支部Aに勝ち残留を確定!案の定、一歩千金Aは残留の一番を迎えていたので最終戦前に残留が決まっていて良かった。最終戦は負けたものの勝ち点の関係で5位になりました。下の表が結果なのだが、順位部分が切れていた・・・。

150823@東海団体リーグ結果 も参照

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団体戦最終日は打ち上げも兼ねてちょっと豪勢なランチを計画し、栄のワシントンホテルプラザ内にある「ビフテキのあさくま」を予約。株主優待の桐谷さんのように丁度持っていた優待を利用して素敵なランチを美味しく頂きました♪

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B級、C級の結果は下のようになっています。

三間飛車に居飛車急戦@その2

三間飛車に居飛車急戦の続き
左上図から▲5三桂不成に△5二金ではなく△6二角もある。▲6一桂成と金を取ると4四の金に角の紐が付く狙いだ。
そこで先に▲4四角と金を取ると右上図の△4一飛が返し技となる。
次の一手が10年ほど前に発見した新手▲2六角!角に紐をつけることで下図では居飛車良しとなる。定跡外伝にも紹介されたのだが、ご存知のように三間飛車に急戦を仕掛けることが稀なため自分でも実戦で一度しか現れたことがありません。

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三間飛車に居飛車急戦

三間飛車には穴熊が有効であるためあまり見かけることの無い居飛車急戦!穴熊が苦手なため左美濃を良く使っているのだが、思わしい結果が残せていなかったので久しぶりに急戦を使用してみた。
まずは左上図の▲5五歩!玉側の歩は突かない方が居飛車がいいらしいが振り飛車が先に突いてきたら相手にしないといけないのも知らないといけない変化だ。
数手進んで右上図。羽生の頭脳には2手前の▲2一銀成を取って居飛車良しとしているのだが、実際は▲1五桂を入れて無理やり飛車を追っ払い▲4五桂としなければいけない。
左下図になって角で金が取れるからといって飛び出すと▲4四角には△4一飛が痛打・・・。左下図では▲5三桂不成が最善で、△5五歩と金を守ると▲6一桂成△同銀▲3二金で飛車が詰み!
最善を尽くすと右下図にたどり着くのだが、ここでの居飛車の指し手が問題なのだ。先ほどと同じように▲3二金は△4三銀の切り返しがあり失敗。
最善はわからないのだが右下図では▲8八角から次の▲3二金ではないかと思う。
飛車得になるがそっぽの金桂をどう評価するか?実戦は右下図の少し前で相手が変化したため、居飛車の優勢となった。

江南将棋大会

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愛知県江南市の江南市民会館にて毎月開催される日本アマチュア将棋連盟(以下、アマレン)のレーティング大会。愛知でも歴史は古く20年近く続いている。
他県からみると不思議に思うかもしれないが愛知の大会参加費は非常に高く、大会参加費+お弁当付きで2000円(アマレン会員1700円)とお財布に優しくなっています。
以前主催者に話を伺ったところ、
「一日遊んでこの参加費ならパチンコ行くよりもいいでしょ」とのこと。対局は勝っても負けても4対局あり、結果に応じて次回割引券が発行されリピーターも多い。?

2016年3月7日 地図を追加

角交換四間飛車破り@その2

対角交換四間飛車の変化で向かい飛車に振りなおされることがある。
左上図のように左銀を使って歩を交換し、居飛車の△4四角から振り飛車は▲6六角と合わせて、お互い歩と角を持ち合うことが多い。屋敷先生の本ではここから居飛車は左右の銀を繰り出して銀交換を強要するのだが、居飛車の薄さが怖すぎるし、振り飛車に5六歩を突かれたら不発に終わる。そこで思いついたのが右上図の端攻め!持ち駒に1歩あれば使える手順。お互い動きにくいため手渡しの端歩と思わせることもできる。手元のデータベースでも自分以外使っている人を見たことがないwww
右上図の△9八歩を▲同飛は△8六歩で飛車先突破成功!また▲同香も△9九角から飛車をどかして△8六歩から左下図で成功となる。ゆっくりした攻めだが、振り飛車からの反撃も皆無なため十分間に合っている。
右下図は先日の実戦で現れた局面。居飛車が5筋の歩を伸ばしすぎて争点を作ってしまったが、と金が大きく優位である。
「振り飛車は対持久戦のとき香車を上がらない方が良い」の格言を応用した手順の紹介でした。

ツマヌダ格闘街18巻発売

ツマヌダ格闘街(ファイトタウン)最新18巻が2015年8月17日発売!将棋とは縁もゆかりも無さそうだが、8巻には格闘選手として将棋のプロ棋士が登場している。
ストーリーは町興しでストリートファイトが行われているツマヌダを舞台にまったくの素人が武術を始める物語。コロコロ読者には懐かしい「サイポリス」の作者と同じだったりします。また登場人物は藤子不二雄漫画をモデルにしており、モデルを推理するのも面白い作品だ。
どんあプロ棋士が登場しているのかは読んで確認してください。
ツダヌマは千葉県津田沼が舞台のため、2015年3月に聖地巡礼してきました。駅周辺もよく利用されており漫画持参で聖地巡礼もいいかも♪


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150823@東海団体リーグ案内

業務連絡

来週8/23は東海団体リーグ最終日です
ここまで6戦して3勝3敗の暫定5位。優勝の目は無いけど
残留目指しましょう。詳細は第66回東海団体リーグ最終日の展望
団体戦後は昼食もかねて打ち上げ予定
ビフテキのあさくま 栄店 予定
株主優待があるので桐谷さんのように利用しようと思います。費用の一部は株主優待を利用し補助する予定。
団体戦会場から歩いて移動のします

参加可能な方はmixi、LINE、メールのどれかを利用して連絡ください。

第3R 8月23日@愛旅連ビル3F会議室(栄将棋教室横)
10:00 (3)どすこい名電
11:00 (7)豊田けやき支部A
12:00 (10)一歩千金A

横歩取り青野流

2012年から先手番で横歩取りのときは青野流を多用している。青野流の特徴は、左上図の▲5八玉から右の金銀をそのままに右桂を活用するところにある。
私は将棋倶楽部24で集めた棋譜データベースから、この戦法を知り研究していたのだが、指し始めて2年後くらいに「長岡研究ノート相居飛車編」に紹介されているのを知った。
今回紹介するのは「長岡研究ノート相居飛車編」に書かれていない気になる変化。右上図のように先手の飛車を追われると飛車の逃げ場が難しいのである。▲3三飛成か▲3五飛なのだが、▲3三飛成は△6二銀となっていれば有効なのだが、失敗に終わるので▲3五飛の一手。さらに△3四歩とされると▲2五飛には左下図のように後手に横歩2枚を取られそうになり、▲7五飛には右下図のようになる。どちらも形勢は五分五分だと思うのだが、先手は左辺が壁になり右辺に殺到される展開になるのが気になる。
構想力が問われる横歩取りは面白い。

ぷらちな2011年 夏増刊号

さくら総合研求会のバックナンバー紹介
「2011年 夏増刊号」も詰将棋関連が主。テーマ原稿で「コクリコ坂から」を活動として鑑賞しクロスレビューしています。

表紙イラストは、2014年夏増刊号と同じく、ともちゃんにお願いして「サクラ大戦」をテーマに描いてもらいました。

バックナンバーを希望されるのでしたら、えんじゅのツイッターフェースブックを経由して連絡ください。

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