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将棋ウォーズ感想戦 その20

将棋ウォーズ3切れ
2020年12月31日
○○○
三三三
2020年最後の将棋ウォーズは得意の3手目▲6八金からの筋違い角、きmきm金と△2三歩戦法で3連勝でした。メイン戦法3つ指せるなんて良い締めとなりました。

1局目
筋違い角からあっさり馬が作れた。こうなればあとは時間切れの心配のみ。以降はと金攻めが決まって勝ち。

2局目
相手が角道止めていないのにうっかり、「きmきm金」。序盤早々大ピンチ!ここで△3七桂成が正着だった。以下▲1五角があるものの、△6二玉▲3七角△3六歩▲2六角△3七角と駒損の攻めがあったようだ。この変化を見送ってくれたため勝ちとなった。

3局目
△2三歩戦法から持久戦へ。先手は手待ちを繰り返す。ソフト的には△2六飛や△9五歩から1歩入手して△3六歩でしたが、△3三桂-△5六銀と盛り上がり、じわじわ制圧して勝ちになりました。

将棋ウォーズ感想戦 その17

将棋ウォーズ3切れ
2020年12月26日:結果は●千○○
2020年12月27日:結果は○●●

26日1局目。屋敷先生の本ですが△5四歩では△6四歩である。ここでの最善手はソフトでは▲3五銀でしたが、私は▲8六銀から角の退路確保。9筋の端の付き合いがあれば逆棒銀をみているが、銀が空振りぎみ。結果は負け。

26日2局目は千日手でこれは第3局目。令和なのに平成初期の将棋。玉の硬さで攻め切って勝ち。

▲7七金型で角交換早繰り銀。十字飛車が決まったところ。こういう薄い将棋好きだけど3分で指すには向かないなと思う。30分切れ30秒くらいたくさん指したいな。

27日の2局目。△2三歩戦法に対して▲2二歩。対局時は緩手かと思ったけど、研究してみると意外に厳しい。研究を進めるほどに△2三歩戦法も潮時かなと思ってしまう。

結果は負け

27日の3局目。相掛かりの中盤。飛車を浮いて角銀取りをくらう。ここで△4七角成としたが△9八角成だった。銀を取られても△7三香の反撃があった。本譜の順でも悪くなかったが、時間に追われて負け。

180721-アマ名人戦A級自戦記-その4

4回戦も中学生くらいの子と対局。えんじゅの先手で第18手図を迎える。飛車先交換を保留して角換わりに誘導するのもありかと思ったが横歩を取ってみた。第22手図の角打ちからの飛車角交換をして第25手図。

この第25手図って△2三歩戦法の第1図と比較すると得しかないんだよなーとの考えから誘導してみた。△2三歩戦法では後手に竜を作られるが本譜では作ることが出来ない。ただ持ち駒で飛車を持たれ続けるのは切れ負け将棋ではきつかった。

 

 

手を作り難い局面が続き先手だったことから打開して第48手図。自陣飛車がなかなかいい手。しかしあえて竜を作らせ第53手図で駒損ながら互角かなと思ったが序中盤で時間を使いすぎたこともあり終盤競い負けてしまう。

横歩取りは活きている@その5

横歩取りは活きている@その4の続き
先手が▲2三角成△3四角に▲同馬△同銀▲5三角△2四角で左上図。後手は△2四角と打ちたくないところだが今のところいい手が無さそうだ。
以下▲7五角成から△3三桂に先手が玉を囲うのは右上図の△4五桂で後手の攻めがきつい。
なので、左下図のように▲2五歩と桂馬を誘導するのもありそうだ。△同銀は▲2三金が痛打となるため△同桂とする。▲2六桂と桂取りだが右下図の△2八歩が入れば先手に飛車を打ち込む隙ができそうなので後手がいいように思う。

横歩取りは活きている@その4

横歩取らせ△2三歩戦法の一変化。▲4五角には左上図の△5四歩が好手。▲同角の変化は定跡書に書かれているが▲2三角成の変化は詳しく書かれておらず△3四角の角交換をして後手良しらしいが方針を知らないと苦労する。
右上図のように▲2四歩も対策を知らないと悩ましい。
左下図で感覚的に指しにくい△2五飛が最善手。以下▲3四馬△同銀▲1六角△2四飛▲1五金の右下図で技が掛かったようだが銀を取られても飛と金銀の2枚換えなのだが・・・

踏み込んで下図の△2七歩まで進めば後手優勢である。

150915-5

横歩取りは活きている@その3

横歩取らせ△2三歩戦法をさけられ先手に飛車を引かれることがある。そんなときは後手だけど自分から横歩を取ることもある。
左上図から△7八飛成▲同飛の右上図に度々なる。江戸時代から緩手とされる手だけにほぼノーマークwww2筋は既に歩交換を済ませてあるから、ひねり飛車のような展開を目指しているのかもしれない。
右上図以下は、とりえず△7二銀として先手の岐路となるのだが、▲4八玉には△2七角から馬をつくり持久戦。△2七角を受けて▲3八金なら△3三角から右下図へ。どちらも手将棋だが、慣れている分だけアドバンテージがあると思う。

横歩取りは活きている@その2

 

横歩取り△2三歩戦法の飛角交換の変化。今回は棋泉の図面作成機能を使用しています。図面番号を振ることができるが、構想をしっかり練らないと全て作り直しになる危険があるwww

第1図で竜を歩損回復を狙うと定跡をしっかり覚えていない方は第2図のようにすぐ▲2七角を打ってしまう。8筋は第3図の▲7七角がいい反撃に見えるかもしれないが△7六飛で▲1一角成ができない。なので第1図では▲7七銀が優先される。3六歩がタダで取られると思うかもしれないが第4図の反撃で△6三角成が受けられない。

横歩取りは活きている@その1の前に知っておかなければならない変化である。

横歩取りは活きている@その1

横歩取りの後手番では△2三歩戦法を多用している。江戸時代からある戦法なのだが、自前の棋譜データベースを調べても5人も使い手がいない激レア戦法となっている。減った原因のひとつに右上図の△2五角に▲3六飛からの飛角交換したあとの指し手が難しいことがある。先手は自陣角を打って竜の進入を防ぎ玉を囲ってチャンスを待つ。後手は玉が囲いにくく飛車が使いにくかったのだが、試行錯誤末、下図の囲いに行き着いた。瞬間玉飛接近ではあるのだが、このあと飛車を△8四飛-△2四飛と活用する。従来は下手に飛車が動くと8二や8三に隙が生じたのだが、玉を囲いつつ隙をなくしている。
実戦投入はまだないものの有効に思うが如何だろうか?

150825-3