一手損角換わりに早繰り銀を多用している。データベース研究で見つけた面白い変化を紹介する。
竜王戦の渡辺-丸山戦以降左図の5筋を付く早繰り銀を使用している。
私の実戦を見直してみると後手の腰掛銀と右玉と大半なのだが、十傑の将棋をみていると右図を発見した。
続く
一手損角換わりに早繰り銀を多用している。データベース研究で見つけた面白い変化を紹介する。
竜王戦の渡辺-丸山戦以降左図の5筋を付く早繰り銀を使用している。
私の実戦を見直してみると後手の腰掛銀と右玉と大半なのだが、十傑の将棋をみていると右図を発見した。
続く
実戦から、中飛車からの逆棒銀にまた遭遇。相手のクリックミスもあり前回先後逆ではあったが同一局面になる。
前回は勝ったものの変に受けたため振り飛車の引き角+飛車を呼び寄せてしまったが、その後の研究で棒銀を放置した方が良さそうだったため右図のように棒銀を呼び込むことにしました。端は制圧されたものの駒の働きと堅さにものを言わせて作戦成功。
激指での検討でも逆棒銀は辛いものがあるようだ。
パソコンでの将棋棋譜管理ソフトは「Kifu for Windows」を常用している。日々の対局の棋譜管理には必要不可欠なソフトでしかも無料で使用できるのもいいところ。
私の活用では、将棋倶楽部24の対局後の棋譜保存、ブログ用の局面図作成に重宝している。
スマホ対応のものもあり、対局しながら棋譜入力するのも面白いかもしれない。
柿木の将棋ソフトウェアよりダウンロードできます
棋譜データベース更新@150909
将棋倶楽部24の棋譜を定期的に収集しています
将棋倶楽部24では月に1度棋譜の整理が行われており
古い棋譜の検索ができなくなる
将棋倶楽部24のTOPページやツイッターに予告があり
整理前に収集するようにしている
今回収集した棋譜は1069局で内訳は下のようになっている。
・十傑 392局
・高段者(レーティング2100点以上)677局
これで2015年に収集した棋譜が11870局となった。
棋譜保存方法は下を順に参照
将棋倶楽部24の棋譜保存法@その1
将棋倶楽部24の棋譜保存法@その2
重複棋譜削除
棋譜編集@中断将棋
棋譜編集@コメント挿入と棋戦名変更
将棋倶楽部24の棋譜保存方法
棋譜検索からの大量棋譜保存は以前、紹介したが対局直後に1局1局保存するには手順が面倒である。基本的な棋譜保存方法を紹介します。
左上図:対局終了
上中図:ウィンドウ左上の「棋譜」ボタンを押す
右上図:「Ctrl」+「A」もしくは右クリック全て選択して戦隊ク範囲を反転
「Ctrl」+「C」もしくは右クリックコピーを押す
左下図:「Kifu for Windows」を起動
下中図:画像の赤丸を押すか「Ctrl」+「V」でコピーした棋譜を貼り付ける。
右下図:棋譜の保存。後々を考えてファイル名を付けて保存する。私の場合年単位のフォルダを作成しその中に、9月の1局目は最初の2桁に月を、その後の3桁に月の対局順にナンバリングしており、「09-001」のように命名している。月に100局は指さないのでしたら「09-01」でもいいかも。
そして、数ヶ月分棋譜がたまったら棋譜データベース棋泉に登録している。
70 views 嬉野流に初遭遇
68 views ふるさと納税で将棋盤・駒を貰おうw
63 views 角換わり早繰り銀
59 views 角交換四間飛車破り
58 views 駒ひびき@漫画 最終回
54 views 美馬棒銀
54 views 美馬棒銀の落とし穴
53 views 150726@東海団体リーグ結果
50 views 春日井将棋大会
49 views 彩向陽@三重県菰野町
2015年9月2日03時の記事ランキング。ほとんどの記事が30views前後なのだが、ランキングを掲載してからは上位記事が更に延びているように思う。「駒ひびき」のランキングに入っている記事の内容は大した内容ではないのだが最終回というのが目を引くのだろう。さがら先生のとの対局や水鳥なや先生の直筆サイン色紙も載っているのだけど・・・。
サイト内の記事は右上の虫眼鏡ボタンから検索、カテゴリー、タグなどから関連記事へ行くこともできます。古い記事だけどお勧めのものもあるので、わかり易い紹介を心がけたいと思う。
日本アマチュア将棋連盟 通称アマ連
将棋倶楽部24で指された方ならご存知のレーティングを20年以上前から採用しており、日本全国でレーティング大会を催し棋力の数値化管理をしている。
1992年頃、高校生のときから参加しておりその縁もあって機関誌「アマレン」の「データを活かそう」をかれこれ15年以上執筆している。もうネタがないので誰かにバトンタッチしたいのだが・・・。
本部が三重県四日市にあり学生時代はアマチェア将棋の全国大会棋譜をPC入力したり、中日本名棋会、岐阜、岡崎の3会場で大会補佐や主催をしたこともありました。
アマ連レーティングの最大の特徴は切れ負け将棋ではないことである。他の大会では時間の関係で30分切れ負けのため最後は形勢よりも時計のたたきあいということもあるが、30分切れたら30秒の考慮時間がある。終盤の力も付いていいと思う。
愛知の主なレーティング大会は毎月1回下の会場で行われており、三重、愛知と転戦を繰り返せば毎週土日出場することも可能である。
対角交換四間飛車の変化で向かい飛車に振りなおされることがある。
左上図のように左銀を使って歩を交換し、居飛車の△4四角から振り飛車は▲6六角と合わせて、お互い歩と角を持ち合うことが多い。屋敷先生の本ではここから居飛車は左右の銀を繰り出して銀交換を強要するのだが、居飛車の薄さが怖すぎるし、振り飛車に5六歩を突かれたら不発に終わる。そこで思いついたのが右上図の端攻め!持ち駒に1歩あれば使える手順。お互い動きにくいため手渡しの端歩と思わせることもできる。手元のデータベースでも自分以外使っている人を見たことがないwww
右上図の△9八歩を▲同飛は△8六歩で飛車先突破成功!また▲同香も△9九角から飛車をどかして△8六歩から左下図で成功となる。ゆっくりした攻めだが、振り飛車からの反撃も皆無なため十分間に合っている。
右下図は先日の実戦で現れた局面。居飛車が5筋の歩を伸ばしすぎて争点を作ってしまったが、と金が大きく優位である。
「振り飛車は対持久戦のとき香車を上がらない方が良い」の格言を応用した手順の紹介でした。
2012年から先手番で横歩取りのときは青野流を多用している。青野流の特徴は、左上図の▲5八玉から右の金銀をそのままに右桂を活用するところにある。
私は将棋倶楽部24で集めた棋譜データベースから、この戦法を知り研究していたのだが、指し始めて2年後くらいに「長岡研究ノート相居飛車編」に紹介されているのを知った。
今回紹介するのは「長岡研究ノート相居飛車編」に書かれていない気になる変化。右上図のように先手の飛車を追われると飛車の逃げ場が難しいのである。▲3三飛成か▲3五飛なのだが、▲3三飛成は△6二銀となっていれば有効なのだが、失敗に終わるので▲3五飛の一手。さらに△3四歩とされると▲2五飛には左下図のように後手に横歩2枚を取られそうになり、▲7五飛には右下図のようになる。どちらも形勢は五分五分だと思うのだが、先手は左辺が壁になり右辺に殺到される展開になるのが気になる。
構想力が問われる横歩取りは面白い。
以前紹介した棋譜再生アプリ「momonoki」が8月12日の「スマホアプリ 将棋盤-棋譜研究アプリ」投稿後、更新されていることが判明。2015/08/11更新とあるので、投稿のために調べた直後に更新されていたようです。これで、棋譜でーたべーすの棋譜を鑑賞できるようになりました。